豊田森林組合の概要

組合長ご挨拶

 令和3年6月の総代会・理事会において、代表理事組合長にご選任頂きました片桐正博でございます。ホームページをご覧の皆様に一言ご挨拶申し上げます。
林業を取り巻く長く厳しい環境が続く中、豊田森林組合は平成17年の合併以来、多くの役職員・関係者の皆様のご尽力により、地域の森林管理の担い手として、これまで大きな役割を果たし、着実な発展をしてまいりました。
一方、地球温暖化の進展により、CO2削減に向け森林の管理や整備はグローバルな課題として注目されており、当組合が行う各種事業活動は、地球環境の保全や循環型社会構築の上からも、大きな期待が寄せられる時代となってまいりました。
こうした中にあって、当組合といたしましては市内の森林整備活動を通じ、組合員の皆様や地域のニーズに応えるとともに、地域に貢献する事業体として、更に前進できるよう努めてまいります。皆様方には一層のご支援・ご協力をお願いいたします。

 

豊田森林組合 代表理事組合長 片桐 正博

 


代表者

役職 氏名
代表理事組合長 片桐正博
代表理事副組合長兼専務 鈴木誠美

豊田森林組合について ※令和5年9月末現在

所在地 愛知県豊田市足助町横枕5番地
事業所 下山事業所
設立 平成17年4月1日
出資金 2億6549万4千円 (265,494口) ※1口=1,000円
組合員 8,301名
総代 200名
理事  代表理事2名、理事12名、監事3名
職員  129名
許認可 中核森林組合認定
林業事業体経営計画認定(林業労働力確保の推進)
愛知県木材業者登録
一般建設業許可 愛知県知事許可(般-27)
愛知県産業廃棄物収集運搬業許可
営業品目 森林整備、素材販売、製材加工、特用林産物製造販売、林業機械修理販売、
間伐材商品製造販売
経緯 平成17年4月1日 豊田市、藤岡町、小原村、下山村、足助町、旭町、稲武町にあった7つの組合が合併し、新組合「豊田森林組合 愛称:ウッディとよた」として新たな歴史へ向かってスタート致しました。

合併までには次のような経過がありました。

・平成10年3月 愛知県が「森林組合広域合併推進基本方針」を策定
・平成13年9月 「豊田加茂地域森林組合広域合併研究会」を設立
・平成15年5月 各森林組合の総代会にて協議会設立議案を提案>可決
・平成15年8月 「豊田加茂森林組合広域合併推進協議会」を設立
(この間に愛知県や関連機関、関係団体の絶大なるご援助、ご指導を頂く)

今回の合併で、組合員は約8,500名、森林面積は約63,000ヘクタールうち人工林34,000ヘクタールと大規模な森林組合です。組合合併の目的はご承知のとおり、都市と山村の共生を目指し、木材生産機能に加えて、上流域の持つ水資源涵養機能、地球温暖化防止機能、土砂流出や崩壊を防止する機能等、森林の持つ公益的な機能を高める事にあります。森林所有者と都市の住民が手を取り合って、森林再生に向けた中核的な役割の担い手となる新しい組合を目指しています。

組合概要(PDFファイル)

中期経営計画

第1次豊田森林組合中期経営計画をダウンロードできます。 【クリック】
第2次豊田森林組合中期経営計画をダウンロードできます。 【クリック】
第3次豊田森林組合中期経営計画をダウンロードできます。 【クリック】
第4次豊田森林組合中期経営計画をダウンロードできます。 【クリック】

経営理念、ビジョン、行動指針

人、地域、持続できる環境のために。

1.健全な組合活動を通じ、人々の心が豊かになる社会づくりに貢献します。

2.地域の林業を活性化するため、安定的な地域材供給を目指します。

3.持続可能な環境づくりのため、地域森林管理の中核として森林整備を進めます。

協同組合の原則に立ち返り、組合員との連携、林業の活性化を目標に活動することにより、環境保全に寄与し、地域社会への貢献を図ります。農林水産省では国産材の自給率50%達成、人材育成、機械化、集約施業による低コスト林業の取り組み「森林・林業再生プラン」を公表しました。
豊田森林組合では、合併以来、すでに団地化・機械化を提唱するとともに、森のカルテの導入により取組んできました。現在までの活動や取組みを組合員の皆様や、行政に提案することにより、新しい林業モデルの確立を目指します。

ビジョン

1.組織の充実
組合員、行政、関係諸団体との連携を確立し、自主・自立した森林組合を目指します。

2.事業の充実
森林管理のシステム化を進め、高性能林業機械により生産される地域材の流通・活用により、生産から販売までの合理的な販売体制を目指します。

3.経営の充実
組合員、地域に貢献できるよう、効率的な組織運営と安定的な経営を確立するとともに、職員・作業員の育成を行い、経営資源の充実を図ります。

行動指針

1.プロ意識
高い目標を持ち、知識、技術、技能を習得し、プロ意識を持って取り組みます。

2.協調性
固定概念や組織の壁にとらわれず、たえずコミュニケーションを行い、情報を皆で共有し、日常業務に役立てます。

3.挑戦
現状に甘んじることなく、挑戦を行い、課題に取り組み、常に成長を続けます。